6月14日は、緊急事態条項を始めとして、昨今の様々な政治・社会的な問題を日仏の比較法的な視点から、具体的に「日本で」どのような制度として昇華すればよいのか、議論したいと思います。
日本の「比較法」って特殊で、とにかく西欧の法を紹介しておしまい。あそこの国の法制度のここってこうなってていいよねえー、以上。みたいなんです。
でも、ゴー宣でそんな「出羽のかみ」的な議論はもちろんしませんよ!
フランスの制度はフランスの文化や歴史と深く結びついています。では、フランスの制度のここが良い、となったときに、それを日本ではとりうるのか、とりうるとしたらどのような形で導入したり変形させたりして採り入れうるのか、日本独自の制度として再定位できるのではないか。このあたりは、まさに保守の牙城でこそ議論しうる視点で、実はこういう議論てできる場がないのです。
ゲストに、金塚彩乃弁護士をお招きします。
金塚弁護士は、フランス政府から勲章を授与されていたり、慶応ロースクールでフランス公法の授業を担当されていたり、パリ弁護士会にも登録して活動されていたり、という形式的な面だけでなく、実質的にも、研究者よりも研究者的で、実務家よりも実務家的な、いつ双方そんなに仕事してんだろうという破格の馬力と器を持っております。
実は、近日発表できると思いますが、憲法についてのプロジェクトも金塚弁護士らと今一緒に進めておりますので、そちらもお楽しみに。
関心おありの方は、以下の金塚氏のブログを予習しておくとよいかもしれません。
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http://ayanokanezuka.jugem.jp/